非正規パートの厚生年金適用拡大に注意

非正規労働者の厚生年金 加入拡大へ管首相が意欲
国民年金より厚生年金に変えるということなのでしょうが 手続きの煩雑さが増加するが それを超える利点は何だろう 誰のためなのだろう 
団塊の世代である年金の受給者が増えるため年金の拠出者を増やさなければならない そのため労働日数 時間 給与の少ないパート労働者にも厚生年金加入できるようにということが本心ではないのか 年金制度そのものに将来の不信感があるのです
同日の会議で与謝野経済財政担当相 非正規で働く人にも社会保障の恩恵が行くように考えていかなければならないと発言 具体的には何もないと述べたそうです
それが 与謝野経済相の弱者の味方のような発言で 
現在年金の拠出を求められても 実際 長期にわたり納付期間を経過した後の 受給時期には少子化社会と賦課方式のため支給を受けられる保障がないのです (原因 少子高齢化と賦課方式のため)
弱小労働者からさらに年金に加入させたいのは彼らの原資の拠出により 現在の年金受給者の支給原資を増やすための協力をすることになる仕組みなのです いわゆる長期計画の詐欺的結果(少子化進行のため原資不足で支払困難)の可能性もある 政府の社会保障改革は注意深く検証する必要があります
私は八場(ヤンバ)ダム問題を思い起こします
長期計画の場合 長年の時の経過後 恩恵を被る時期が近づいた頃 事情が変わり実現は適正でないため中止しますといとも簡単に言われるのです
非正規労働者でもフルタイム労働者は厚生年金は現行法でも強制加入です したがって労働時間日数が少ないおそらく給与も少ない労働者からも現在の年金受給者の財源の拠出(賦課方式)を意図しているのでしょう