国民年金運用3号 不正義の源泉

国民年金1号届け忘れ未納を3号扱い
夫が被用者から自営業に転職・国民年金に加入すれば 3号であった妻も届け出て1号被保険者になり国民年金保険料を支払わねばなりません しかるに1号変更未届けで3号のまま放置し保険料未払いのままの人が最大100万人いるそうです この人達を救済ということで運用3号と言い3号扱いにした 厚生省の委員会が熟慮の上の結論ということであれば争点が疑問の非常識委員会なのでしょう
正直に届け出た人と忘れて届け出ない人と比較して正直に届け出た人が損して届け出を忘れた人たちが得するのは不公平だと
総務相の年金業務監視委員会が指摘

さらに私が問題にしたいのは この救済策により埋め合わせに使われる財源です 一般の人が納付した社会保険料と税金が埋め合わせに使われるだろう その金額は数兆円といわれているのです
社会保障制度は手続き上の不備や制度の欠陥でもまじめで正直な人がそのリスクを負う財産権の侵害を 
いとも簡単に負わせる制度なのでしょうか
社会保障という目的の正義の制度が 運用など人の手に係る場合の実態を知れば 現実は不正義発生の源泉になっているのです 監視を怠るわけにはいかなくなるのです この粗雑な行為が氷山の一角なのか これのみなのかにより大きな違いがあります
参考比較 2004年 未届け3号と障害年金