タミフル薬害疑惑

タミフル薬について厚生労働省見解と被害者家族の見解についていろいろ考えさせれれます
事実関係因果関係については断定的結論はまだ無理かもしれません
しかし厚生労働省の言い分にはやはり人間性が薄い感じはします
少し前に「産む機械」発言がありましたが 私はその発言をした大臣が不適格などとは思いませんでしたが 
タミフル使用者の異常行動者との関係について 
統計とか科学的根拠からの因果関係は関連付けられないとの発言を聞いて少し適格性について疑問を感じるようになりました 
文部省の見解と行動は少し異なりましたが こちらが少しばかりヒューマンな感じでした
産む機械」発言に対しては 敏感にヒューマニズムの欠如を感じ取った人たちが多かったのでしょう そのヒューマンな感覚の欠如の労働厚生省は タミフルと異常行動・突然死に対しての関連にも反応が悪いのでしょう 因果関係はまだ推定の域でしょうが 注意喚起はもっと積極的にすべきでしょう 
遡れば水俣病公害訴訟 
もっと遡れば森鴎外脚気論争 米麦論争で軍医鴎外の科学的資料を持った米に対する執着が脚気の対策を遅らせ多くの犠牲者だしました 
これらは科学的根拠の下という言い分で権威的機械的判断をするのは官僚の特質でしょう それがいまだに引き継がれているのでしょう 
被害者が人間であることを意識して 政府官僚は国民の疑問疑惑にもっと耳を傾けて誠実に回答すべきでしょう