パートの正社員化とは何を意味しているのだろう

パートの正社員化とは何を意味しているのだろう
パートとは短時間労働者でしょう フルタイム労働者になれということではないでしょう
フルタイム労働者(偽装パート)を正社員化ということでしょう

フルタイム労働者には派遣社員 有期社員もいます 彼らも正社員希望者が多いようです
したがってフルタイム非正規社員を正社員ということでしょう
しかしパートのフルタイム労働という偽装パート 派遣社員偽装請負 有期社員の長期雇用と
正社員化に該当する人たちはほとんどが労働法違反状態の労働実態なのです 
企業家にとってパートと言う言葉は臨時社員のイメージなのです 
臨時社員だから 家計の補助的収入 安くても働き 辞めさすのも簡単という
わざと時代錯誤の概念で理屈を言うのでしょうか 
生活実態を知らないわけはないのです 
CSR 社会的責任 コンプライアンス法令遵守を声高に企業が言っていますが 
労働法を遵守しない雇用実態は社会的責任 法令遵守とは何を意味するのだろう

社会的責任等が使われる場合は 例えば工場から出す廃液 煙害 騒音 振動 で住民から苦情が出るとしぶしぶその対策をするときに社会的責任とか法令遵守という言葉を使います
住民や消費者の行動の反射的結果であるのです 反射的行動というのは 月の光や鏡の効果であって自ら起こす行動ではないのです

パートの正社員化もまず労働法を厳正に適用するように労働局などに積極的に働きかけるのが手っ取り早いでしょう
法の適正な適用を言えば行政も司法も動かざるを得ないでしょう 不満のある働く者達(個々人でなく団結し 要求する内容も吟味して)が太陽の如く自ら強く働きかければ反射的効果もそれに応じて輝くでしょう