安全神話で責任回避 原発事故

安全神話に執着原因 2012723夕刊 原発政府事故調 畑村陽太郎委員長(東大名誉教授)
東電も国も安全神話にとらわれていたと指摘
安全神話の影響を受けたのごとく政府事故調査会の報告って さらに報告そのものにも疑惑を生じさせるものであろう
安全神話が流布されているからといって原子力科学者や政府の高官東電の経営者が安全と思い込むだろうか
自然科学や現実生活には客観的科学的現実的根拠を土台に思考推論していく
そのような思考を職業にしている人たちが 
ロマンの世界の安全神話を責任回避の理由づけに使って 
国民が なるほどそうだ 責任を追及するのは酷だと思う と思ったのだろうか
安全については何一つ考えることもしなかったのではないのだろうか 安全神話は自分たちが流した
政府やこれらに関与する科学者達は 安全神話で安全だと思うはずがない人たちであろう
だとすれば安全に不安を感じながら 安全神話を自分たちが流し 対策を放置あるいは後回しにしたとも思われる
職業上の立場から見れば重過失 刑法で使われる未必の故意であろう 

事故の直接の原因は地震でなく津波だったと結論しているのも 疑問を生じさせる
地震による被害を放射能で汚染され近寄れない機器や炉をどのように調査して結論を出したのだろうか
この報告は失敗ではないのでしょうか 地震より津波の方が責任を逃れやすいからでしょうか 
当事者の皆さんはみんなシンパシイを感ずる同じ仲間なんでしょう 信頼がさらなる罪を発生させるようである
教育委員会のいじめの対応も似ている