偽装請負

偽装請負が世間を騒がしています 事業主が非難されています 
偽装請負の被害者は下請け会社とその従業員です 
元請会社の従業員と下請け会社の従業員が混在して働いていますが 景気調整弁の役割を下請け会社がしています 
これにより親会社とそこの正社員の雇用が守られます
労働問題は資本家と労働者の対立抗争が始まりですが 現在は親会社(正社員も含む)の子会社(従業員も含む)いじめの構造もからんでいるのです

親会社が子会社いじめをすることにより親会社の正社員もその恩恵を受けているのです 従っていじめられている子会社の従業員は同じ下請けの立場にあるひろがりのある横断的な労働者組合を作って対抗しなければみずからの人権を守ることはできないでしょう 

派遣会社もひどいのがありますよ 派遣されたと思って行った会社でいつのまにか一人請負といったおかしな労務契約にされているのです
派遣法なども法的には整合性があるのかもしれませんが その正常な運用適用は関心が薄く放置されているようです
そのため派遣法という法律の適用という名の元に法を熟知している人が法を悪用しての法の素人をもてあそんでいるようなところがあります

政治的には無党派層の動きに敏感な政治家 行政労働局の動きが興味あるところです 昨日も非正規社員 偽装請負が国会で論議されていましたよ